幻想譚を読みたくなって、古書店で買った中野美代子『眠る石』(ハルキ文庫)。実在の古い建築や絵画にまつわる幻想の十五夜。昼間に読むのがもったいなくて、黄昏を待ち、空想のなか、クルアーンの詠唱に身を焦がす。わずか数ページの掌編を飛ぶようにして…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。