2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

月と夜風の交響楽団

打ち合わせで大阪へ。 場所が服部緑地のそばで、昨日今日と夜に野外音楽堂で大阪センチュリー交響楽団の無料コンサートがあると聞いてたので、打ち合わせの後、駅まで歩きながら、風にのってオケの音が聞こえるといいなーと…思ったけど聞こえなかった。それ…

プラハとパリの二都物語

中野振一郎さんチェンバロ。 合奏にコレギウム・ムジクム・テレマンの皆さん。高槻現代劇場にて。 ・J.A.ベンダ:シンフォニア ト長調(チェンバロと弦楽) ・F.ベンダ:チェンバロとフルートのためのトリオソナタ ト長調(チェンバロとフラウト・トラヴェル…

ハリー・ポッターと謎のプリンス

恒例のハリーポッターの映画を見たよ。原作は図書館で7巻最後まで流し読みしてるのだけど、6巻はあまり記憶がなくて、あの人ではなくあの人がお亡くなりになるものだと思い込んでいました。最後、ここで終わりなんだ!ってすごく吃驚した(笑)。 「その事…

スーパーの買い物かご

秋鮭の切り身を5きれとトマトたくさんといちじくとカゴメ野菜ジュースでカゴの中が赤にまとまってきれいだった。卵もたまたま代赭色の殻のを買っていた。 このブログは買い物日記という体裁ではないものの、書いていると私が何にお金を払ったかというのが自…

幻化

空気が秋のように透明だ。すっかり涼しくなって猫もわらわらと姿を現す。 今日は春からの仕事がひとつ終わったので早く帰った。帰りに古書店めぐりをしよう!と思い、というのはあれですよね、明確なムチもなかったけど、甘えて飴がほしいという。目星をつけ…

安らがない

夕暮、道端で猫2匹を少しさわっていたら、猫はともかくとして蚊がすごい勢いで集まってきて追い立てられるようにその場を離れた。汗と興奮で変なガスを放射していたのだろう…。 思うところあって最近食パン以外のパンを食べてなかったのだけど、久しぶりに…

インプットとアウトプット

昨夜はNHKで文楽の千本桜をやっていたので、寝ながら聞いたり見たりしてそのまま魑魅魍魎の悪夢を見てしまった。なまで見ると時代物でも人情要素を強く感じるというか、人形たちがおいおい泣いているとこちらも胸がつまって涙ぐむのだけど、テレビで見ると舞…

ピアノを弾く猫のための協奏曲

サティは「犬のためのぶよぶよした前奏曲」などのピアノ曲をつくりましたが、YouTubeをうろうろしてたら、猫がピアノを弾いていました。なめるように丁寧でもどかしい曲…! こちらのクラシックニュースブログ様の紹介が完璧なので、つけくわえることがありま…

『The Three-Cornered World』

横田庄一郎・編『漱石とグールド 8人の「草枕」協奏曲』。 グレン・グールドが亡くなる直前、ベッドの枕元には『聖書』と一緒に夏目漱石の『草枕』(英訳)があったという。その事実を出発点に、横田氏の序文と8人の評論(エッセイ)を収録。柳月堂の書棚…

問題は「思い出す」という行為そのものにあるのか。

読み終わったばかりの本をとりあえず。 宇野千代『水西書院の娘』(中公文庫)。 すいせいしょいんのむすめ、とはたいへん魅力的なタイトルで、読まずにはいられず。水西書院は宇野千代の故郷、山口県岩国市に実在する江戸時代の建物で、これは建物から発想…

船旅の絵本

柳原良平『船旅の絵本』(徳間文庫)。 おいしいものを食べて飲んで遊んで泳いで、空の青海のあをにも染まずただよふ、目的地に着くまでが目的のような旅が船旅だと筆者はいう。けっこう私にも向いてるんじゃないのと思いつつ、読み進むうち、やっぱり夜のビ…

箱詰め人形

山形の山菜を食べたい。先日、ナチュリラ系というか、リネンなどの素材でふわりとしたデザインの、かわいいボタンなどのついた、ガーリーな(ガーリーな…)洋服ブランドのサイトに迷いこんだ。読みもののところで「お悩みその4」という字面をうっかり「おの…

飼い主が寝てしまった。その間に猫は…

毛皮を脱ぐ。

コラムで読むアメリカ

常盤新平『コラムで読むアメリカ』(旺文社文庫)も読む。先月、四条のブックファーストで展開されていた、古書善行堂さんおすすめの絶版文庫のコーナーで買った(680円と高めの値段)。地味な書名だけど読んでみたら面白い。1970〜80年代、血湧き肉踊るニュ…

いのちの食べかた

「いのちの食べかた」。先日WOWWOWでやってたので流し見た。様々な食べ物が大量生産される現場の様子を、たったひとつの台詞もなく淡々と描くドキュメンタリー。 加工場で鳥がどんどんチキンになっていく風景。牛の加工過程は大きな動物だけにかなり残酷に映…

接頭辞と接尾辞の完全ガイド

酒井玲子『接頭辞と接尾辞の完全ガイド』。接頭辞・接尾辞で英単語を分類してみせる本。 豚フル関連でよく耳にした「pandemic」(世界的大流行)という語は、古典ギリシャ語由来の接頭辞「pan」(すべての)+同じく古典ギリシャ語由来の接頭辞「dem」(人々…

地震にも気づかなかった

昼過ぎまで働く。それから眠ってしまった。早朝から雨だったのが、起きると終末の悪魔色に真っ暗だった。外に出たら家々の玄関に早い電灯がぽっぽっとともされていました。寝起きであたまがぼんやりしているものの、身体は割合にすっきり。身体がすっきりし…

本能のままに生きてもいいのなら迷わず桃の世話になりたい

あついです、サンタマリア。(オツベルと象) 午前中は働く。午後、ひとやすみしてから簡単な書類を作り、コンビニへファックスを使いに行く。ぐるっと歩いて本屋さんと薬局とスーパーへ行きたかったが、それらに行くにはまっすぐ西に向かって歩かねばならず…

瞬間絶望

あっという間に帰省が終わった。おみなえしやりんどうを花瓶に生けた。おみなえしは、見た目はかれんだけど、15年洗っていない犬の臭いがする植物だ。

たまには三毛会に所属しない猫も…。

雨の日の猫というのは丸くなって一日中こんこんと眠るが、台風の日、三毛子はひとりで自室に引きこもり、ずっとだらだらしていた。外から声をかけると「な(ニャ)にー」と返事をするが、ご飯以外はだらだら・ごろごろ・のびのびとしている。休みの日にバイ…

留守

四国新聞、毎週月曜の川柳の題が今週は「留守」。選者の吹田朝児さんの詠がよかった。 皆どこへ行ったシャッター閉めたまま いきなり自由律の句だし。 肝心の時には誰もいてくれず ものすごいがっくりくる二句目。 予想したとおりの花が留守に咲く 季語使わ…

父方の祖母の七回忌と母方の祖父の百箇日の法事+夏休み帰省してます。 祖母の法要はうちでおこなったのですが、帰省時に買って帰った蕎麦餅を4つ仏壇に供えておいたら猫が2つ食べててぎょっとしました。お供え物はぜんぶ箱から出して2つ3つずつ並べて供…