夜中に目がさめた

昨夜、クリームシチューにシメジを入れたらおいしくなかった。前回はシメジなしでおいしかったのに、シメジが安かったから魔が差して入れた。キノコに取り憑かれている。シチュー汁じたいもちょっとバタくさすぎ。私の料理は一度成功しても再現性がない。昔からそうだった。そのことに気づいてから、まれに恋人ができても手料理は食べさせなくなった、ボロが出るから。友人には食べてもらうよ。


スーパーで買い物してたら、小さい子が「魚食べたない…」といやがっていた。大人が「いやいやおいしいねんで」と言って抱き上げて連れて行った。腕のなかでも思いきり否定的な目で大人を見ていたが、抵抗できずに抱かれていってしまうところが、胸がとどろくような可愛さだった。


自分が読書メーターに書きつけてきた本の感想を読み、毎度同じようなことばかり書いてあるので非常につまらない。誰かと比べて相対的につまらないというのではなくて(そんなことはどうでもいい)、自分にとってどうしようもなく絶対的につまらない。何が足りないかというと、そこには萌えだけがあって燃えがない。燃えのないところに真の萌えはなし。うすらぼんやりとした萌えのみがあるというのは私には不健全な状態だ。