インプットとアウトプット

昨夜はNHK文楽の千本桜をやっていたので、寝ながら聞いたり見たりしてそのまま魑魅魍魎の悪夢を見てしまった。なまで見ると時代物でも人情要素を強く感じるというか、人形たちがおいおい泣いているとこちらも胸がつまって涙ぐむのだけど、テレビで見ると舞台を構成する「もの」の不思議さに目がいく。


いま、ふと思い出したこと。「生きてる感じ・もっともらしさ」がアニメ表現の面白さで、同じように正反対の「生きてない感じ・記号性」も面白さになる、ということです。ほかにも、アニメは現実をそのまま映すのではなく、アニメーターの手でアウトプットされたものだから面白い。


それはそうと、NHK交響楽団にはふたり、茶髪&ロン毛を束ねているおじさまがいる。たしかチェロとティンパニ。黒髪&白髪+メガネのおじさまが多いので、けっこう目立っていた。ふたりは仲がいいのかな、などと思いながら見ている。