前の記事からちょうど1年。久しぶりにここに書きましょう。


と言っても、書くことがあまりないのです。いくつか抱えているものはあるのですが、どれもそのまま抱えて年をまたぐつもり。言葉にしてここに置いてゆくことはせず、行けるところまでそのまま行ってみようと思います。


今年の1曲はラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。
6月29日、チャイコフスキーコンクールにて、アレクサンダー・ロマノフスキーさんのピアノ。聴き終わったあと飲みに行きまして、ビールがとてもとても美味しかったので。


昨年のトリフォノフ君のエキサイティング・ショパンとは異なる戦闘系。つらいことややるせないことがどんどん深くなっていく、今はまだ深さに底があるけれど、これからさらに底なしに深くなっていくんだろうなと思う。できることはほんの少ししかない。でも少しはある。
音楽に勝ち負けも何もありませんが、あの日ばかりは成功おめでとう!と心から嬉しく、コンクールの順位など関係なく、思いきり祝杯をあげましたよ。




来年もよろしくお願いいたします。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さい。