あんぱんに芥子の実を振りかける仕事が忙しくて…
息抜きに日記を書きにきました。
村瀬恭子さんという人の絵が好み。
画像はTAKAISHIギャラリー(http://www.takaishiigallery.com/exhibition/2008/07_Emerald/japanese.htmlとhttp://www.takaishiigallery.com/html/artists_profile/Kyoko_MURASE/japanese.html)より。
最初に目に飛びこんで来るのは、絵画の「図柄」ではなく、少しずつずらして塗りかさねられた美しい絵の具、質感の積み重なりと対比、層と層とが関係する様子。
水の中に半分浸っていたり、草木の中に見えかくれする女性の姿は、その絵の具の層の関係性の中に埋もれるようにして、一瞬遅れて感知される。これらの絵画の素晴らしさの中心は、この絵の具の層と層を、高度な抽象性で「関係させる」技術力にあると思う。
音楽でもこういう感じのものは好きだ。