ときどき階段で顔を合わせます

「私(マーガレット・ミラー)は昼間書き、良人(ロス・マクドナルド)は夜中に書きます。ときどき、階段で顔を合わせます。」


一つ締め切りに間に合わせて終わらせ、さらなる締め切りに向かって単調な書類仕事を続けています。何度打ち直しても「短調」と出るこのパソコン、そんなにショパンが聞きたいか。
紙に書かれた大量の他人の手書き文字から連想がたちあがって、人声がとても聞きたいのですが、そんな折りにかかってきた上司の電話は会話が見事に非人間的。言葉の効率がよすぎて、10の情報が手短な一言で伝わり、こちらも短く10の情報を伝え返すのでした。さくっと電話を切ったあと、脳の襞に何も残らず(笑)。


ショパン聞かず、ラジオもちょっと違う気分なので、「日本の話芸」流したり、「ひぐらしのなく頃に」のドラマCD(声優さんたちの迫力がすばらしい)を流したり、歌をちょこちょこ流したりしながら机に向かってます。


チェロとピアノと歌声。チェロは華やかな楽器、入るだけで得。全体はガチャッとした器物音にへんてこで甘やかなメロディのまぶされた曲で、そういえば長いことピコピコした電子音とか聞いてないなあ。